?確定申告を間違ってしまった場合はどうすればいいの?

(H21.6月号掲載)

Q

今年の所得税の確定申告も期限内に提出し、ホッとしていたのですが、申告期限を過ぎてから計算に一部間違いを見つけ、納める税金が多過ぎたことに気付きました。申告期限も過ぎていますし、もう返してもらえないのでしょうか。

受付
A 大丈夫です。平成20年分の所得税については平成22年3月16日までに「更正の請求」をすれば払い過ぎた税金は返ってきます。
更正の請求

確定申告書を提出したあとで計算間違いなど納める税金が多過ぎた場合や、返してもらう税金が少な過ぎた場合は「更正の請求」の手続きをして還付してもうことができます。更正の請求ができる期間は、原則として法定申告期限から1年以内です。なお、還付申告の方で法定申告期限を過ぎてから提出されたものについては、その申告書を提出した日から1年以内であれば更正の請求ができます。

手続きについてですが、更正の請求前と更正の請求に基づく課税標準及び税額と、更正の請求をする理由及び請求するに至った事情の詳細その他参考資料を記載した「更正の請求書」を、上記の期限までに所轄の税務署に提出してください。更正の請求が提出されると税務署でその内容を検討し、納めすぎの税金があると認められた場合は、納税者にその内容が通知されたあと税金が還付されます。更正の請求書の用紙は税務署に備え付けてありますが、国税庁のホームページからダウンロードできます。

修正申告

納税者の方で混同しやすいのが「修正申告」と「更正の請求」です。修正申告に該当するのは、納める税金が少な過ぎた場合や、返してもらう税金が多すぎた場合です。修正申告は自主的に行うものなので提出期限がありません。ただし税務調査を受けた後で修正申告したり、税務署から申告税額の更正(税務当局が税額の決定を行うこと)を受けたりすると、新たに納める税金のほかに過少申告加算税というペナルティーがかかります。

また、修正申告書を提出する日が納付期限となりますが、併せて延滞税を納付する必要があります。税務署調査を受ける前に自主的に修正申告すれば過少申告加算税はかかりませんので、出来るだけお早めに申告することをお勧めします。

詳しいことは、税務の専門家である税理士にご相談ください(近畿税理士会 姫路支部)

http://www2.kinzei.or.jp/~himeji/