?扶養控除等申告書や保険料控除申告書の様式について

(H27.11月号掲載)

Q

従業員から提出される扶養控除等申告書や保険料控除申告書への記入やチェック等の手間を省く為、パソコンで当社独自の扶養控除等申告書や保険料控除申告書の様式を作成しても問題ないでしょうか?。

受付
A

 所得税法上定められている記載事項をもれなく記入できるようにした上で、会社独自の様式を作成しても問題ありません。

解説

 従業員がその給与について配偶者控除や扶養控除、障害者控除などの控除を受けるために行う手続きです。従業員は原則として扶養控除等申告書を提出しなければなりません。また、2か所以上の会社から給与を受ける場合には、そのうちの1か所にしか提出できません。この申告書を提出することにより、税額表の甲欄を適用でき、有利な扱いになります。
 扶養控除等申告書や保険料控除申告書の用紙は各税務署で用意していますが、所得税法上定められている記載事項をもれなく記入できるようにした上で、会社独自の様式を作成しても問題ありません。
 またこれらの申告書は、本来従業員自身が提出しなければならないものですので、会社において各従業員の申告書を印刷するだけでなく、原則として、各従業員に補正等及び記名押印をさせる必要があります。
 なお、会社はこれらの申告書をその提出期限の属する年の翌年1月10日から7年間保存する必要があります。



Q

パートタイマー等の出入りが激しいため、申告書も1年間でかなりの枚数になり保管場所の確保にも困っている状況です。何かよい方法はありませんか?

受付
A

 一定の要件を満たせば、連記式その他簡易な方法により申告することができます。

解説

 アルバイトやパートタイマーの方は扶養親族等の控除を受けない方が大部分かと思われます。従業員が控除対象配偶者、控除対象扶養親族、障害者等の控除を受けない場合には、連記式その他の簡易な方法により申告することができます。
 なお、控除対象配偶者、控除対象扶養親族、障害者等(以下「控除対象扶養親族等」という)に該当するかどうかは、その申告書を提出する日の現況により判定します。
 「控除対象扶養親族等」の所得金額については、その申告書を提出する日の現況により見積もったその年の合計所得金額により判定します。年齢については、その年12月31日の現況により判定します。

詳しいことは、税務の専門家である税理士にご相談ください(近畿税理士会 姫路支部)

http://www2.kinzei.or.jp/~himeji/